
「天国に一番近い里」という異名を取る山村が、島根県にあります。
住民がどんどん高齢化し、田んぼや畑などの耕作放棄が続き、人間の数も年を追うごとに減り続けました。
そこで、村で元気に過ごすためにと思いついたのが、耕作放棄地にハナモモの木を植えて増やすことでした。
数年が経つと、ハナモモの数もどんどん増え、春になると見事な景観を作るまでになったのです。
当初は知る人ぞ知るレベルでしたが、〝桃源郷〟として評判が評判を呼び、今では観光バスまで訪れるような賑わいを見せています。
わたしがこの写真を撮ったのは、まだあまり有名になっていない10年ほど前でした。
でも、これと同じような写真を撮ることは、もう叶いません。風景をちょっと幻想的に映していた池が今はもうないのです。
多くの見物人が押し寄せるようになり、それまでは道端に、適当に車をとめていたのですが、より広い駐車場が求められるようになり、この池は埋め立てられました。
ちなみに、「天国に一番近い里」という言葉は一人歩きして、「桃源郷」の言い換えみたいなっていますが、ほんとは〝自虐ネタ〟なんです。これも、知ってる人は知ってるけど🤣
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