投稿者: kenfunatsu

  • 失われた風景

    「天国に一番近い里」という異名を取る山村が、島根県にあります。
    住民がどんどん高齢化し、田んぼや畑などの耕作放棄が続き、人間の数も年を追うごとに減り続けました。


    そこで、村で元気に過ごすためにと思いついたのが、耕作放棄地にハナモモの木を植えて増やすことでした。
    数年が経つと、ハナモモの数もどんどん増え、春になると見事な景観を作るまでになったのです。
    当初は知る人ぞ知るレベルでしたが、〝桃源郷〟として評判が評判を呼び、今では観光バスまで訪れるような賑わいを見せています。

    わたしがこの写真を撮ったのは、まだあまり有名になっていない10年ほど前でした。

    でも、これと同じような写真を撮ることは、もう叶いません。風景をちょっと幻想的に映していた池が今はもうないのです。

    多くの見物人が押し寄せるようになり、それまでは道端に、適当に車をとめていたのですが、より広い駐車場が求められるようになり、この池は埋め立てられました。

    ちなみに、「天国に一番近い里」という言葉は一人歩きして、「桃源郷」の言い換えみたいなっていますが、ほんとは〝自虐ネタ〟なんです。これも、知ってる人は知ってるけど🤣

  • 脅威の拡大率(訂正版です)

    今年の春先、Halちゃんを連れて三瓶山(島根県大田市)の中腹にある高原に行きました。雪が残る高原で、大喜びのダッシュ!

    持って行ったカメラはライカQ3。28ミリの単焦点レンズなのですが、さすがライカレンズの解像力。
    撮った写真を、むちゃくちゃデカく拡大しても、さほどの荒れは目立ちません。

    添付写真の上。
    真ん中に疾走するHalが小さく写っていますが、そのHalだけをグ〜〜ンと超拡大したのが下の写真です。


    ここまで拡大しても、この解像力。
    オファーの仕事でもない限り、〽️写真はこのカメラ 1台あればいい〽️と鼻歌混じりでご機嫌さんです。

    大好きな雪の上を走ってご満悦。嬉しいとこの顔になります

  • Halちゃんダッシュ その3

    Halは島根県の邑南町という山村に、ひっそり店を構えるお蕎麦屋さんで生まれました。邑南町は、島根県と広島県の県境に位置します。

    店の屋号は「気まぐれけーじの蕎麦屋」。店主のけーじさんと奥さんのミワコさんの二人で切り盛りしています。本業は農家なので、農閑期のみの営業ですが、場所柄、駐車場に並ぶ車は広島ナンバーも多く見かけます。

    時々、Halの里帰りを兼ねて、お蕎麦を食べに行きます。Halは、けーじさんに会うと狂喜乱舞します。

  • Halちゃんダッシュ! その2

    生後4ヶ月ぐらいの時、庭に出ていたHalちゃんにカメラを向けたら、何を思ったか、こちらに向けて猛然とダッシュ!してきました。
    あれ?ひょっとしてコイツ、けったいな習性があるのかも、と、その後、何度か実験してみたのです。

    そしたら、やっぱりありました。けったいな習性が。
    こちらがカメラを構えてしゃがみ込むと、でででででーとカメラ目掛けて走ってくるのです。それもカメラ目線で。
    まだ幼犬だったので、そのままカメラに激突なんてこともありましたが、そのうち、痛い思いを回避するため、直前で横っ飛びするフェイントの技も習得するようになりました。

    成犬になっても、そのカメラダッシュ&カメラ目線の習性は続いています。要は、あまり苦労しないでも、比較的、写真になりやすいワンワンということなんですね。

    Thank You Hal❣️

  • ブルートーンの山並み

    中世の戦国時代、石見銀山で採取される銀鉱石の利権を巡って、周辺の戦国大名たちが争いを繰り広げていました。敵の動向を見張るため、山腹には幾つかの山城が設けられました。

    翻って現代、一帯は石見銀山遺跡(島根県大田市)として世界遺産に認定され、多くの人が訪れています。
    写真は山城跡に向かう山道から撮ったものです。跡といっても、石垣の基礎がわずかに残っている程度で、余程の物好きでもない限り、ここまで足を伸ばす人はほとんどいません。

    実は、写真前方の連峰(三瓶山)から登る満月を撮りに行ったのですが、残念ながら曇り。さらに、夕方のモヤがかかっていて、本来の目的を遂げることはできませんでしたが、この時間帯特有の光線状態がブルートーンの山並みを浮かび上がらせていました。

  • お好み焼き屋のトンカツピラフ

    各県各地に「ソウルフード」として、大衆に親しまれているメニューがありますが、島根県東部(松江市、出雲市)は「トンカツライス」。
    平たく言えば、平皿に盛ったご飯の上に豚カツを乗せ、上からデミグラスソースをかけた、割りに単純な料理ですが、多くの店がメニューに連ねています。

    出雲市のこのお店では、もう一捻りして、ご飯をピラフにしています。ピラフというより、ベーコンと炒り卵の焼き飯と言った方が的を射てる気がします。

    これがごっつー旨いんです。トンカツはとてもサックリした食感です。肉の下味付け、揚げる温度、油の切れ方、まるで豚カツ専門店で食べてるみたいな。
    これをピラフと一緒に食べると、もうサイコー。盛り付けも美しく、ちょっと気取ったレストランも顔負け、といった感じ。もちろん、普通のトンカツライスもありますよ。

    このお店、ガラス張りのモダンな建物からは想像も付きませんが、その本体、実はお好み焼き屋さんなんです。
    お好み焼き各種はもちろん、ハンバーグ、カレー、ナポリタン、牡蠣フライ、カツ丼など多種多様な品揃え。ランチタイムには日替わり定食もあって楽しませてくれます。

    店名:カフェレスト(ンは入りません)・シャロン
    所在地:〒699-0902 島根県出雲市多伎町多岐876−21
    電話 0853-86-2951
    定休日:月曜(日曜はランチタイムまでの営業)

  • Hello!ワタシがHalよ

    今から1300年前に編纂された「出雲国風土記」には、その冒頭に「国引き神話」が登場します。
    「八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)」という神様が、海の向こうの土地をザクっと切り取り、綱をかけてグイグイ手繰り寄せた、という壮大なストーリーです。

    そして、その綱の一方を、島根県大田市の三瓶山に結んだそうですが、現代の三瓶山は観光地として、年間を通じて多くの人が訪れています。
    さて、前置きが長くなりましたが、その三瓶山の中腹には広大な高原があります。
    走ったり跳ねたりするのが得意なHalちゃんは、そこを思い切り駆け回るのが大好きです。

    もちろん、他に人やワンコがいない時に限りますが。
    やはり、同好の士というのはいるもので、愛犬連れで高原を散策する人の姿をよく見かけます。また、天気の良い土日や祝日には、ピクニックを楽しむ家族連れ、頂上を目指す登山客も多くいます。

  • 朝霧のスクリーン

    朝霧のスクリーン

    畑と田んぼ、畦道に立ち並ぶ木々を、朝霧がすっぽりと包みました。
    霧は白いスクリーン。差し込む朝日は映写機のライト。
    どこにでもある農村風景はがらりと姿を変え、霧のスクリーンに投影していました。

  • 紅一点

    紅一点

    空も海も鉛色の日本海。雲間から顔を出した夕日が色を添えました。

  • まずは、よろしくお願いしますの自己紹介から

    まずは、よろしくお願いしますの自己紹介から

    夕方近くになると、愛犬Halを車に乗せて、近くの海浜公園に行くのが日課です。
    春夏秋冬、雨が降っても風が吹いても欠かすことはありません。
    時に、海と空は思いもよらぬ姿を見せてくれることがあります。スマホやカメラ片手に、そんな出会いも楽しみの一つです。

    そして、山にも出掛けます。山の中腹にある高原で(標高500メートルぐらい)、ほかに人がいなければですが、思い切り走らせたりジャンプさせたりして遊んでいます。

    元は職業写真家だったのですが、今はもう、引退の身。仕事ではない写真を撮り、楽しんでいます。